ぬいぐるみくじ発見紀

水族館や動物園のぬいぐるみくじについてや、観光地の訪問記です。

ぬいぐるみデザインの新旧比較~カロラータのサメのぬいぐるみ~

 

※2022年11 月12日消してしまったので再掲しました

※2022年10月16日 写真追加しました。

市場に売られている、どんな製品やサービスでも、顧客の意見をもとに機能やデザイン、サービスの内容などを改善・変更していく。

 

それはぬいぐるみにおいても例外ではない。

 

ある時はユーザーの声を反映して、ある時は製作者のこだわりから、ある時はコストの面から、同じ製品として長く売られているものでもデザインを変えて売り出すようになるのである。

しかもそれが告知されないことも多い。

買う側としては、ぬいぐるみなんて毎日のように買うものではないし、改善のためにデザイン変更されているのであれば特に何も言うことはないという場合がほとんどなのだと思う。

 

しかし、ぬいぐるみをじっと眺めたときの印象やそっと撫でたときの触り心地は、手元にあるそのぬいぐるみならではのものに違いない。

 

デザインが変わるということはそれらの印象が多かれ少なかれ変わるということだ。

 

そこで、今回は動物をモチーフとしたグッズのメーカーとして知られる㈱カロラータ社のサメのぬいぐるみを例にして、デザインの移り変わりを調べてみた。

 

 

リアルジンベイザメ ぬいぐるみS・M・L

今回確認したのはMサイズの同ぬいぐるみである。

5,6年前に購入したこちらのMサイズのぬいぐるみ。背中側半分がプリント模様の入った、青い生地である。

背中側プリントに適した生地としてのことか、少しザラザラした硬めの、不織布とまではいかないがそれに近い感触であった。中の綿がパンパンだからというよりも、生地自体が硬め、という印象であった。

ちなみに腹側は白くふわふわした柔らかい生地である。

 

背中側の青いプリント生地のところが、ふわふわになった。毛の色を変えてあるのだと思われる。

 

 

リアルホホジロザメ ぬいぐるみ Sサイズ・Mサイズ

鼻の部分の表現が、数年前に変わっている。

 

(画像はLサイズ)

 

生地を黒く染めてあった

 

↑ 新

刺繍で表現するようになった。Sサイズについては、造形もかなり整えられたと思う。

 

同ぬいぐるみにはLサイズも存在するが、Lサイズは元々発売時から刺繍で鼻を表現してあった。

 

 

メガマウスザメ ぬいぐるみ

こちらは旧タイプのデザインから完全に一新され、リニューアルとして2019年頃から発売された。サイズバリエーションはなく、もとより一種類のみである。

(画像は新バージョン)

 

きつね色で全体的にフワフワしている。

カロラータ メガマウスザメ ぬいぐるみ 動物 大きい 31cm×12.5cm×48cm https://amzn.asia/d/gPDjwCs

 

背中側をこげ茶色の光沢のある生地で表現するようになった。下あご部分に斑点模様が入り、大きさも古いタイプより大きくなっている。

 

なお、こちらのメガマウスザメのぬいぐるみだが、旧バージョンは販売を完全に中止したわけではないようである。

カロラータ社は公式HP、楽天Amazonの3つに直営のオンラインショップを持つが、公式HP、楽天では新バージョンを扱っているのに対し、Amazonでは旧バージョンのみ扱っている。

Amazonメガマウスザメのページを覗いても大抵の時期は品切れと表示してあるが、特定の時期のみなのか、あるいは「ほしいものリスト」に入れている人がどれくらいいるか見ての対応なのか、時折数個のみ新品を追加して販売していることがある。

直営のショップで、新品として売られているため、他者出品の中古品や他商店のデッドストック品などではないと思われる。

 

新バージョンの発売後、Amazonで旧バージョンの新品が入荷されたのを筆者が確認できたのは2020年12月末と、2021年3月中頃。筆者は2021年3月に購入した。2022年10月現在もページは残っているようである。

 

 

新タイプのリアルで存在感のある表現も好きだが、旧タイプの柔らかく優しい趣きも好みなので、個人的にはずっと残しておいてほしいです。

 

 

以上、3種類のサメのぬいぐるみの比較をしてみました!

 

時代とともに変わるデザインのぬいぐるみたち。

時を超えて愛されるデザインのぬいぐるみたち。

 

色々比較してみると面白いかもしれません。

 

それではまた👋