ぬいぐるみくじ発見紀

水族館や動物園のぬいぐるみくじについてや、観光地の訪問記です。

くにみクラゲ公民館 見どころ&アクセス&お土産情報 2022年秋

古くなった、もしくは使われなくなった建物を改装し、新たに水族館としてオープンした所と言えば、むろと廃校水族館が有名だろう。しかし実は福井の越前海岸沿いにもそのような水族館があるのだ。その名はくにみクラゲ公民館

SNSで見かけ、いつか行きたいと思っていたこの水族館。今回、念願叶って(?)訪ねたことを元に、見どころやお土産、さらにはオリジナルのぬいぐるみなどの紹介をしようと思います。 



建物正面入口の上におしゃれな絵が描かれています。

 

くにみクラゲ公民館はこんな人にもオススメのスポットです↓


・福井の海岸沿いのドライブに行く人

・クラゲや海の生き物が好きな人

・限定ぬいぐるみが欲しい人

 

くにみクラゲ公民館ってどんな所?

旧国見公民館を改装し2022年4月にオープンした水族館です。地域密着型の水族館で、休日のドライブで訪れる家族連れなどが多いそうです。

クラゲをはじめとしたたくさんの生き物たちが展示されています。

所要時間は?

人にもよりますが大体30~40分だそうです。ドライブ途中などにも、お気軽に立ち寄ってみてください!

アクセス

車でのアクセスの方法は他サイトにあるので割愛します。

地元の方でなく車ユーザーではない、もしくはどうしても車が使えないという場合はバスでも行くことができます。

福井駅から京福バス越前海岸ブルーラインで50分ほど、「蛭子神社前(えびすじんじゃまえ)」下車徒歩0分。バスから降りるとすぐ横に旗が立っています。この水色の建物が「くにみクラゲ公民館」です。

バス停がない!?帰りのバスの乗り方

バスで来た方は帰りにちょっと戸惑うかもしれません。福井駅方面の車線はスペースが狭いため、歩道がなくバス停が立っていません。つまり片側にしかバス停が立っていないのです!

スタッフさんいわく、道路を渡り、行きに降りたバス停の向かい側で帰りのバスに乗るとのこと

1番分かりやすいのは、福井駅方面側の車線沿いに立って待っていることですが、狭くて危ないため、やって来るバスが見えたらそちらの車線に渡るくらいのタイミングが良いそう。

また、道路を渡らなくても手を振るなどして、バスの運転手の方に分かりやすくすれば良いようです。

その他乗り方で困ったらスタッフの方に聞いてみるといいかもしれません。

 

早速入館!

受付で入場料を払うとイラストの描かれたシールがもらえます。

ついでに置いてあるパンフレットももらっちゃいましょう。

 

早速展示室を覗いてみましょう。

1階

クラゲルーム

入り口近くの部屋から見ていきます。ここはクラゲメインの展示室。部屋の中、幕で仕切られ暗くされた空間に、数種類のクラゲが展示されている水槽が並んでいます。

水槽をのぞいてみましょう。

ミズクラゲ。カラーライトで照らされ、とてもキレイです。

水槽のそばに小さな液晶画面があり生き物の説明を表示しています。

少し文章がとんでしまっていますが、なんと館長さんがクラゲに刺されすぎてアレルギーになった話しをしています!

このような小ネタみたいなものを挟んでいるのも必見です。

 

ミズクラゲの隣の水槽を覗いてみると

タコクラゲがいます。

ペットとして飼う人達がいるんですね!(・o・)初めて知りました!

水槽を見ていると目に留まるのが、こちらの白っぽく、青みの目立つ個体。

他のタコクラゲがオレンジ色なのは褐虫藻というプランクトンが寄生しているせいなのですが、白っぽい個体は褐虫藻がいないためこのような色合いになっているそう。

長いこと水槽で飼育されていたり、褐虫藻がまだあまり付いていない小さいクラゲを採集したりするとこのような色合いになるそうです。

 

 

その他にも様々なクラゲがいました。

こちらはカラージェリーフィッシュ

 

サカサクラゲ

♨マークですか。ふーむ言われれば確かに。

 

他にもシンカイウリクラゲ、さらにはクラゲだけではなくクマノミやヤドカリなどもいました。

部屋を出ると通路の角の所に、イシガメがいます。

ここの館長の方は本来は亀の研究者だそうです。

工作で作られたクラゲが飾られています。



食卓に並ぶ魚コーナー

一回にあるもう一つの部屋がこちら。公民館だった時代に料理教室として使われていた部屋です。私達の食卓に並ぶような魚が展示されています。

アナゴ

 

キジハタ

 

カレイ

 

マダコ

 

タッチプールもありました!ナマコやウニを触ることが出来ます。

触った後は備え付けのペーパータオルで手を拭くようです。

 

2階に上がってみましょう。

2階

様々な生き物たち

窓から越前海岸が望める2階には、よりたくさんの種類の魚たちがいます。

 

ネコザメ

ドチザメ

 

ゴンズイが正面衝突しています。

 

カニも大小様々

 

珍しい、金色のオニオコゼがいます。

オニオコゼもサムライジャパンを応援しているそうです。

 

こちらはお馴染みミノカサゴ

 

ウミウシもいます

こちらもお馴染みウツボ

 

ニホンウナギがひねりにひねったポーズで休んでいます。

彼らは寝違えたりしないんでしょうね。

 

地元の小学生が捕まえた生き物も展示していました!


自由工作コーナー

2階のフロアの、真ん中の机といすのある場所では折り紙や塗り絵で遊ぶことも出来ます。もちろん無料。混雑していないときはここで友人や家族とゆっくりと過ごすのも良いでしょう。

 

こちらが塗り絵

大人用の塗り絵もあります!色彩センスが問われそうです。

ボトルアクアリウム作りなどのワークショップも開催しているようです。お子さまの思い出づくりにいかがでしょうか。

 

 

お土産・グッズ

オリジナルグッズなど

一階の入口付近、受付の向かい側にお土産が並べてあります。

カメラのフラッシュで絵柄が浮き出る特殊プリントのオリジナルTシャツや、オリジナルの眼鏡拭き、オリジナルの陶器製のミニチュアタイルなどがあります!

エコバッグなどの雑貨や、地元の作家の方の、絵はがきや本、アクセサリーなどの作品もありますよ!

こちらが筆者が購入したお土産。眼鏡拭きとミニチュアタイルです。

眼鏡拭きは色々な種類のクラゲの絵が描いてあります。デザインされた方はちょっと分かりません💦税込600円で、このとき在庫残り最後の一枚でした。

ミニチュアタイルは全国の警察署や消防署の紋章を造っていることで有名な、廣部硬器(ひろべこうき)さんが手がけたものだそうです。

こちらにはくにみクラゲ公民館のトイレの入口にあるクラゲのシルエット絵が描かれています。色も水色、茶色、黄緑色などバリエーションがあります。

そして2023年3月、新しいデザインのものも登場したようです!

 

2階にはマスコットの取れるクレーンゲームがあります。クラゲもありますよ!

オリジナルぬいぐるみくじ

入り口受付横にあります。

 

一回1000円。クラゲのぬいぐるみです。色は水色、ピンク、紫。

四本のながーい足が特徴。

一応ミズクラゲがモデルだそうです。館長さんオリジナルデザインで、本州ではここクラゲ公民館でしか取り扱っていないとのこと!

くにみクラゲ公民館を訪れた記念に、くじに挑戦してみてはいかがでしょうか。

 

休憩場所・食事場所などは?

休憩場所について、1階のクラゲルームや2階の自由工作コーナーに椅子があり、混雑していないときはそこでゆっくり過ごすことができます。2階は週末のワークショップ開催時にはお子さま方で混むそうです。

持ってきた食べ物はなるべく建物の外で食べるのが望ましいそうですが、飲み物に関しては館内OKだそうです

また、くにみクラゲ公民館の中での食べ物の販売は2023年1月現在ありません。(将来的には取り扱いも検討しているそうです)

飲み物であれば入口近くの外に自動販売機があります。

車であれば5~10分くらいの距離のところにコンビニやカフェなどがあります。

周辺へのアクセスが難しい場合には、事前にどこかで食事を済ませるか、パンなどの軽食を持っていき、入館前に建物の近くで食べるなどするとよいと思います。

ちなみに、この海岸沿い。トンビが飛んでいます

お車であればその中で食べたりするのが良いと思いますが、外でちょっと持ってきたパンを食べよう、なんて時には、トンビに食べ物を取られないよう注意が必要かもしれません。

近くを飛んでいたトンビ

 

周辺情報

ガラス工房やカフェがあり、ドライブで訪れる方が多いそうです。お出かけの際はこちらもいかがでしょうか?

・WATARIGLASS studio(ワタリグラススタジオ)

美しいガラス作品を制作していらっしゃる、ガラス工房。ガラス作品作りの体験ができるそうです。

www.instagram.com

 

・cafe mare

テラスから日本海を一望できる、景色の素晴らしいカフェです。ふわもこソフトクリームが人気だそうです!

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クラゲや福井の海を始めとした様々な生き物に会えるくにみクラゲ公民館。

国見町に、そして福井にお越しの際は、こちらの水族館で海の中の多様な世界を覗いて見てはいかがでしょうか。

 

それではまた!👋